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夏の旅2016~上信電鉄下仁田駅の情景 vol.3:旅行ガイドブックには載っていない。。。?

下仁田駅の小さなラウンドトリップの続きです。

今回は駅構内に隣接する
下仁田駅名物?の
”ある建物群”を見てみましょう。

それは。。。倉庫!

大量に立っているとまでは言えませんが、
そのバリエーションの多彩さは中々のもの。

下仁田は上毛かるたの文面でもおわかりの通り、
ねぎとこんにゃくで有名な町ですが、

炭酸カルシウムのパイオニア、
白石工業という企業の”企業城下町”
という側面も有しているのだそうです。

近くには同社の炭酸カルシウムの製造工場
(白艶華工場)があるそうでして、
同社のHPのによると。。。

”白艶華工場は、群馬県南西部にある下仁田町に立地しており、
昭和7年より操業しています。当工場はISO9001認証取得工場で、
「自然との共生」をモットーに 長年培ってきた
生産プロセス管理技術を駆使して高性能、高品質な製品生産を
行っています。生産された製品は、シーラント、ゴム、プラスチック、
インキ、及び塗料用途にて幅広く使用されています。”


下仁田駅にある倉庫も
どうやらそれに関連する保管施設のようです。

なにはともあれ、まずは
今立っている側からホーム越しに見える
こちらをご覧ください。
cvtdDSCN2997.jpg
日通マークのついた白石工業と社名の入った
コンクリート造の倉庫。

大分年季の入った建物です。
場所的には倉庫のすぐ前まで線路が引いてあるので
貨車への荷物のやりとりができる構造になっていますが、
貨車輸送が廃止されてからかなりの年月が過ぎています。

この倉庫が
まだ現役で使われているか否かは
外観からは判断しかねますが。。。

さて、視線の先を今立っている側に移しますと。。。
cvtdDSCN3003.jpg
木造の倉庫がどーんと飛び込んできます。
(高崎方面から下仁田駅方向を
眺めたときの写真です。)

木造の倉庫でポピュラーな茶系統の塗色ではなく、
白と薄緑をメインとした塗り分けが特徴。

壁は下見板張りですが、
塗り分け部分で板の張り方が切り替わっています。
もしかして緑色の方は後から補強したもの?
cvtdDSCN3005.jpg
屋根の端と壁とのとりあい部には
両者が連続的に接続するかのような
カバー状の板が張られています。
(専門用語では何と言うのでしょうか?)

たかが倉庫とは言うなかれ、
意外にも凝った外観が
なかなか興味深いです。

続いてカメラを右に振ると。。。
cvtdDSCN3004.jpg
これまた木造の倉庫。
ただ、先ほどのものとは全く異なる構造。

こちらも壁は下見板ですが、
枯れた色合いがまた
何ともレトロ感いっぱい。
これもなかなか趣深い。。。

木造ストラクチャー製作時、
特に下見板を使った建物の表現には
大変参考になりそうです。

さらに裏にまわってみましょう。
cvtdDSCN3007.jpg
こちら側にも扉がありまして、
その上には青いトタン?のヒサシ。

先ほどの面にはありませんでしたが、
こちら側には窓がついてますね。

ただ、倉庫として現役なのかは
よくわかりませんが。。。

さて、次はさらにもう少し奥の方、
一つ前の写真の右端にちらっと写っていた
”あの”倉庫を見てみましょう。

下仁田駅の小さなラウンドトリップは
まだ続きます。

それでは!
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プロフィール

たいやきやいた

Author:たいやきやいた
99年に鉄道模型趣味を再開。その奥深さに魅せられレイアウト製作を中心に楽しんでいます。

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