fc2ブログ

記事一覧

実践:コルクボードを使ったレイアウトの製作ー87~岸壁の車止めの製作

コルクボードレイアウトの製作の続きです。

前回UPした岸壁のウェザリング作業を終え、
信号所のあたりから漁港を眺めていました。
cvtdrscn4874 (2)
船のある景色っていいな~

鉄道模型じゃなくて漁船の模型だけでも
十分楽しめそうだなあ。。。
なんて不埒なこと思ったりして。

海はまだ養生用のメモ用紙が被さったまま、
また船揚場のレールもプラ棒の白色ムキ出しの状態ですが
ようやく思い描いてきた風景が
形になってきたような気がしてきました。

が、まだ足りないモノも目につきます。

漁船が接岸するための防舷材(フェンダー)や
車の転落防止用の車止め。。。。

前者は海の表現が完了してからの方が
手戻りが少ないかも。。。

後者はそろそろ着手してもよさそうなタイミング。

ということで今回は車止めの加工、
塗装前まで進めることにします。
cvtddscn4873 (2)
調べてみますと、
漁港などの港湾で使用している”車止め”は
金属製(鋼製、アルミ製)、樹脂製、コンクリート製
材質は様々あるようですが、

1本あたりの基本寸法はほぼ同じようなもののようです。

漁港などに使われている事例を探りますと
断面が15cm角、長さ2m程度。

これを1/150にすると1mm角の断面に長さ13mm。

であれば、
よく使っている1mm角のプラ棒だけで用が足ります。

ただ、所定の長さに切っただけでは
芸がなさ過ぎますので
実物同様、車止めの端部を斜めにカットして
それらしくします。

結果ポンですが、加工後の車止めの写真がこちら。
cvtdrscn4887.jpg
あまりにeasyで拍子抜けしますが。。。

試しにレイアウトの岸壁上に仮置きしてみます。
cvtddscn4888.jpg
白い点線状に見えるのが今回製作した車止め。

こうして距離を置いて俯瞰してみますと
個々の車止めの形状よりも
平面配置がぴしっと直線上に並ぶように留意した方が
自然に見えそう。。。

そもそも実物も規則正しく配置してますので。

塗装後に岸壁に固定する際には注意せねば。。。

コルクボードレイアウトの製作はまだまだ続きます。

それでは!
スポンサーサイト



コメント

No title

なるほど、車止めですか。

うーん、自分が、もしレイアウトを組むなら、
気が付かない部分かもしれません。

すごいです。

Re: No title

G&G 様

こんばんは。

見えているようで見えていないモノって
意外にあるんですよね。

それは情景にインパクトを与えうるのか、否か?
省略すべきか?
デフォルメすべきか?。。。
考える必要があります。

例えば建物内部を事細かく作り込んでも
それを眺める視点がとれない、見えないのであれば
全くの無駄な作業になってしまいますしね。。。

それを考えるのもなかなか楽しいものですよ。
ワクワク・ドキドキのひとときです。

私の場合は見えないところにも拘ろうとするくせに、
逆に見えるところが技術不足で再現出来てない作品が多いです(笑)

Re: タイトルなし

ジェベル・ノッテル 様

こんばんは。

一旦立ち止まって考える。。。ってホント大事ですよね。

小生のコメントの例え話、実は自分の失敗談なんです。

10年ほど前に製作したレイアウト。
組み込んだ商店の一つ、ラーメン屋を内部まで作り込み。
(カウンター、テーブル等の設備を粗々表現&オーナー&来客の人形も配置!)。

よし、これはいけるぞ!と写真撮影したところ。。。

店内、外からは全く見えず。当然写真にも写らず。

その分のエネルギ-を別なところに発散すべきだった。。。と
反省することしきりでした(笑)。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

たいやきやいた

Author:たいやきやいた
99年に鉄道模型趣味を再開。その奥深さに魅せられレイアウト製作を中心に楽しんでいます。

最新記事